オンラインカジノのダランベール法!デメリット解消法とは?

オンラインカジノ

バカラを楽しむ際に必要になってくるシステムベットの中でも、リスクを抑えつつ勝負ができる「ダランベール法」という手法があります。 

ベラジョンカジノでも使えて汎用性があり、負けても利益が残せる、などダランベール法には数多くのメリットがあります。

この記事ではダランベール法のメリット・デメリットの解説だけでなく、デメリット解消法も複数紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。 

 

ダランベール法について 

Wikipediaより引用)

ダランベール法の起源は、18世紀頃にフランスの数学者・物理学者・哲学者であるジャン・ル・ロン・ダランベール(Jean Le Rond d’Alembert)によって考案されたことから始まります。 

ピラミッド法とも言われており、名前の通り徐々に利益が積み上がっていくような手法となっています。 

 

少ない資金でコツコツと稼ぐ、というスタイルで「勝負に負けたら次の勝負の賭け金を1増やし、勝ったら賭け金を1減らす」というシンプルなものです。 

簡単だから勝てないんじゃないか?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

シミュレーション結果と一緒に後述していますが、実は簡単なのに勝率を上げることができる手法なんです。 

 

 やり方

ダランベール法の流れとしては、以下の順で進めていきます。 

 

①スタートの賭け金を決める  

②増減単位(勝ったらプラスいくらするのか?など)を決める  

③負けたら②で決めた増減単位分を前回の賭け金にプラスし、勝ったらマイナスする

 

例えば、5ドル開始で3回勝負し、増減単位は1ドルとします。 

この場合、賭ける金額の推移は、以下の通りになります。 

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計
155
24×1
356

  

なおダランベール法は賭ける金額が0になるまでを一区切りとすることが多く、0になった時は、 

①賭け金を0にせず、1のまま続ける  

②最初の賭け金から再スタート  

のどちらかで進めていきます。 

  

どちらかというと②の方がメリットは大きいです。 

①だと勝ち数を重ねてもずっと1ドルのままなので負け分を取り返すことができずに、ゲームが終わる可能性があるためです。 

 

 シミュレーション結果

ではダランベール法を実際に使った時のシミュレーションを行っていきます。 

 

・5勝5敗の時

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計損益
155
24×1
35×-4
46×-10
57-3
663
75×-2
86×-8
97-1
1065

勝率が五分五分の場合もプラスで終わっており、負けが続いている時も損失が大きくなっていません。 

 

次に6勝4敗の勝ち越した場合を見ていきます。 

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計損益
155
24×1
356
4410
53×7
6411
73×8
84×4
959
10411

途中で負けていても、常に全体の損益はプラスになっていることが分かります。 

 

メリット

先ほどのシミュレーションを踏まえてダランベール法のメリットを解説していきます。

 

①賭け金が低く設定できる 

ダランベール法は賭け金を低めに調整できます。 

特に初心者の頃や調子が悪い日などは、初期ベット額を減らし、増減額も最小単位である1にすることで、1回1回の賭け金が膨れ上がることなく安全に勝負できます。 

賭け金が高騰しづらいので、メンタルが安定しやすく、自分の決めたルールや戦略通りにベットできるので、一定の勝率を出しやすくなります。 

 

マーチンゲール法のように、これまでの損失をすべて取り戻すようなシステムではありませんが、賭け金が飛躍的に高くはなりにくいので、リスクは低いと言えるでしょう。 

 

②勝ち負けが同じ数でもプラス 

 フラットベット(常に同じ金額を賭け続ける方法)を行うと勝率が五分五分の場合、利益ゼロになってしまいます。

ダランベール法を使うと勝敗数が同じでも利益を残したままゲームが終われるので、自分の勝率に不安がある方にとって凄く助けになる方法でしょう。 

 

③負けていても利益を残せる  

ダランベール法を使用している時、負けていても利益を残すことができます。 

少し長いですが以下のようなシミュレーションができます。 

 

・12勝13敗の場合

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計損益
155
24×1
35×-6
46×-12
57-7
66×-13
77×-20
88×-28
99-19
108-11
117×-18
128×-26
139-17
148-9
157×-16
168×-24
179×-33
1810-23
199-14
208-6
217×-13
228-5
237×-12
248-4
2573

 

勝率が50%以下でも、ダランベール法を用いることでプラスに持っていけます。 

勝負に負けても、資金がプラスになるのはプレイヤーとしてはとても心強いのではないでしょうか? 

 

 ④テーブルリミットに達しにくい  

 賭け金が高騰しづらい特徴に付随して、テーブル毎に設定された賭け上限に達しづらく、ゲームを続けることができます。 

テーブルリミットに達してしまうと、賭け金をリセットしたり、システムベットの種類を変える必要が出てきてしまい、システムベットが本来の手順通りにできないために損をする可能性が高まります。

 

その点、ダランベール法はテーブルリミットに達しづらいので、安心してオンラインカジノを行えることが魅力と言えるでしょう。 

 

使えるゲーム 

ダランベール法は勝率が五分五分のゲームに使えます。 

・ バカラの(プレイヤー・バンカー) 

・ルーレットの(赤・黒)、(偶数・奇数)、(ロー・ハイ) 

・ブラックジャックの(プレイヤー・ディーラー) 

などです。今回はバカラでの使用法をご紹介しますが、普段自分が行うゲームにも気軽に取り入れられるのが嬉しいポイントです。 

 

デメリット 

ここまでダランベール法はリスクも低く、メリットだらけかと思われますが、実はデメリットも存在します。 

①資金が増えにくい 

大きく損をしない分、資金が少しずつしか増えません。 

パーレー法など短期集中で大きく稼げるような手法と対照的に、勝率が6割で10ゲームすると、5ドル開始で約10ドルくらいしかプラスにできません。 

 

②勝ち負けが交互だと利益が少なく、連勝しても大きな利益は得られない 

ダランベール法は1負けたら1取り戻すという手法なので、勝ち負けが交互に出てしまうと、少額の利益で終わることもあり得ます。 

また勝利時、賭け金を前回の賭け金から1ずつ減らしていくため、連勝しても利益が1ドルずつ少なくなり、大きな利益は見込めません。 

 

③連勝後に連敗するとマイナス 

ダランベール法では勝ってもそれ以上減らせない金額(1ドル)から始めると連勝後、同数の連敗で損失が出てしまいます。 

 

例えば、1ドルで開始し、3勝した後に3敗した場合

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計損益
111
212
313
41×2
52×0
63×-3 

連勝したのにマイナスで終了しており、あまりにも連敗が続くと損失が増大してしまいます。 

 

④負けを取り返すためには長期戦になる場合が多い  

負け続けている時、プラスにするにはゲーム数を重ねる必要があり、長期戦になってしまいます。

負けていてもプラスで終われる点は大きな魅力なのですが、オンラインカジノは頭を使って状況判断しながら資金を増やしていくゲームなので、集中が続かないと勝率に影響する可能性が高いです。 

 

デメリット解消法 

ではそんなデメリットを解消する方法を紹介していきます。 

ダランベール法を利用する際には取り入れていただきたい方法ばかりなので、上手く取捨選択して活用してください。  

①連敗・連勝時の対処法を決める  

ダランベール法は連敗・連勝時の対応で得られる利益額が左右されてしまいます。 

デメリットの「連勝でも大きな利益は得られない」「連勝から連敗すると損失が出る」をカバーするために、何連勝したら辞める、何連敗したらリセット、など対処法を決めておくことが大切です。 

 

オススメは、3連敗で最初の額にリセット、3連勝で一旦ゲームを辞める方法です。 

損失が増大しすぎると、コツコツ資金を増やすダランベール法とは相性が悪く、損失分の回収が難しくなってしまいます。 

賭け金が膨らみすぎるのを防止し、利益を確実に獲得していくのがコツです。 

 

連勝・連敗数の設定方法は自分の勝率から設定するといいでしょう。

・勝率60%の人

1勝する確率60%
2勝する確率36%
3勝する確率21.6%
4勝する確率12.96%

 

・勝率50%の人

1勝する確率50%
2勝する確率25%
3勝する確率12.5%
4勝する確率6.25%

 

・勝率40%の人

1勝する確率40%
2勝する確率16%
3勝する確率6.4%
4勝する確率2.56%

 

勝率60%の人が3連勝したらストップする確率は20%程度ですが、勝率40%の人が3連勝する確率は6%と、同じ3連勝ストップでも確率が大きく違います。

 

自分の勝率を理解して設定しないとせっかくの戦略も無駄になってしまいます。

必ず何回連続で負けやすいか、なども検証しておきましょう。

 

②初期ベット額・増減金額を上げる 

ダランベール法では初期ベット額や増減金額を上げることで、「資金を増やしにくい」「連勝から連敗すると損失が出る」というデメリットをカバーできます。 

初期ベット額を上げる

3連勝後に3連敗した時についてシミュレーションしていきます。 

 

初期ベット額が1ドルの場合

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計損益
111
212
313
41×2
52×0
63×-3

 

・初期ベット額が5ドルの場合

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計損益
155
249
3312
42×10
53×7
64×3

それぞれ勝ち負けの数は変わらないのに、1ドル開始はマイナス、5ドル開始はプラスになっています。 

2ドル開始でも同じようにマイナスになってしまうので、最低5ドル開始ができると良いでしょう。 

 

増減金額を上げる

次に初期ベット額を5ドルに固定し、増減金額を上げてシミュレーションしてみます。 

 

・増減金額が1ドルの場合

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計損益
155
249
33×6
44×2
557
64×3 

 

・増減金額が2ドルの場合

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計損益
155
238
31×7
43×4
559
63×6

増減金額を増やすと、最終的な利益も増えていきます。 

 

なお初期ベット額が小さすぎると連勝時にすぐ1や0になってしまい、正しくダランベール法を利用できない可能性が高いです。

初期ベット額が5ドルの場合は、最高で2ドルまでしか増減金額が設定できないので、ある程度の額は設定する必要があります。  

 

オススメは初期ベット額を5ドル・増減金額を1ドルの設定です。 

リスクを減らしながら最初はゲームを行っていき、自分なりにルールが出来てから金額を変化させるといいでしょう。 

 

③最高ベット額を決める  

どこまで賭けるのか決めていないと上限なく賭け続けて、全資金を溶かすことになりかねません。 

オンラインカジノでは勝ち方も重要ですが、同時に負け方も重要です。 

ダランベール法は連続で負けてしまうと、損失を取り返すのが難しくなりますので、最高ベット額は必ず決めておきましょう。 

 

例えば10連敗が続いてしまった場合のシミュレーションをしていきます。 

・ベット額が合計で40を超えたら辞める場合

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計損益
110×-10
211×-21
312×-33
413×-46
5終了終了終了
6
7
8
9
10

 

・際限なく賭けていった場合

回数ベット額勝ち(○)or負け(×)合計損益
110×-10
211×-21
312×-33
413×-46
514×-60
615×-75
716×-91
817×-108
918×-126
1019×-145

上限額を決めていればマイナス46ドルで済んでいたのに、

決めないことでマイナス145ドルになっており、3倍以上も損失が出てしまいます。 

 

連続で負けてしまう可能性もゼロではないので、必ず上限額は決めてダランベール法を使いましょう。 

 

まとめ 

ダランベール法はコツコツ利益を積み上げていくシステムベット方法で、連敗してしまうと損失を取り戻すために長時間かかってしまいます。 

デメリットを解消するためには、初期ベット額や増減額を設定するなどルールを決めて行う必要があることを今回の記事では解説しました。 

 

オンランカジノは勝負の波に上手く乗る必要があります。

自分の得意な流れが来た時には、資産が増やしやすいパーレー法などを使い、

どちらか勝負の流れが分からない場合はダランベール法などのリスクを抑えやすい手法を選ぶ、

など柔軟にシステムベットを使っていくことが重要です。 

 

システムベットは色々な手法が存在していますので、自分に合わせた手法を沢山試してみてください。 

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