オンラインカジノとは?特徴や仕組みを初心者でもわかるように徹底解説!
近年では日本でも大きく認知度が高まっている『オンラインカジノ』ですが、実はその歴史はまだ20年程度しかありません。
1996年登場した「インターカジノ」が、実は世界初のオンラインカジノとなっています。
また、このインターカジノは、現在日本で1.2を争うほど大人気の「ベラジョンカジノ」と同じ会社であり、姉妹カジノでもあります。
日本は元々ギャンブルに厳しい国ということもあり、中々オンラインカジノが広まることがありませんでした。
しかし、2000年前半に日本語対応のオンラインカジノが徐々に増加すると、2000年代後半にはサイトだけでなく日本語サポートも完備した「インペリアルカジノ」や「ジパングカジノ」などが登場し、日本のオンライン業界を盛り上げました。
現在では、ほとんどのオンラインカジノが日本語対応、場合によっては日本人向けのプロモーションを提供するなど、日本人ユーザー獲得のためにあらゆる企業努力を行っています。
とはいうものの、まだまだオンラインカジノの存在を知らない、もしくは知らないけどこれから遊ぶか悩んでいるという方も多いでしょう。
そこでこの記事では、オンラインカジノの特徴や違法性、優良カジノを選ぶ基準、遊べるゲームなどの情報を徹底解説していきます。
・オンラインカジノとは?
『オンラインカジノ』とは、インターネットを介してカジノゲームで遊ぶことが可能となるサイトのことです。
近年ではグラフィックやサウンドが進化し、またリアルタイムでディーラーと勝負できる「ライブカジノ」などもあるため、本場のカジノに負けないほどの高いクオリティを誇るカジノゲームを提供しているサイトが多く存在しています。
勿論、オンラインカジノではお金を賭けてプレイすることが可能であり、ゲームで勝利金を得ることができれば出金することもできます。
また、カジノといえば「一攫千金!」というイメージが強い方が多いと思われますが、その認識は間違っていません。
事実、過去には日本人プレイヤーが「ワイルドジャングルカジノ」で1億円以上の配当を獲得し、話題となって「週刊新潮」で大きく取り上げられたこともありました。
現在では簡単な手続きを行うだけで、アカウントの登録から入金を完了させ、10分もあれば誰でもカジノゲームで遊ぶことができます。
・オンラインカジノの違法性
初めてオンラインカジノで遊ぶ方の多くは、「そもそもオンラインカジノって違法では?」と危惧するかもしれません。
結論からいいますと、オンラインカジノは『違法ではない』という見方が非常に強いです。
通常、オンラインカジノは海外の政府が発行するギャンブルライセンスを取得し、法に則った上で運営しているため違法性はありません。
加えて、サーバーも所在地も海外にあるため、適用されるのは海外の法律だからという理屈です。
しかし、日本が原則ギャンブルを禁止している国であると考えると、グレーという回答が最も正解となります。
また、オンラインカジノが日本に進出して約20年の内、数件の摘発例があるのも事実です。
以下では、そのうちの代表的な摘発例をご紹介していきます。
オンラインカジノの摘発例
過去には以下のようなオンラインカジノに関する摘発がありました。
〇NetBanQ事件
『NetBanQ事件』とは、賭博罪においてオンラインカジノが初めて関わった案件です。
2016年2月、オンラインカジノが利用できる国内口座サービス、“NetBanQ”の運営者が逮捕されました。
警察は逮捕に踏み切った理由として、「不特定多数の利用者、もとい客に口座への振り込みをさせてオンラインカジノのバカラやブラックジャックなど様々な賭博をさせた」と発表しています。
また、運営者だけでなく、NetBanQを利用しオンラインカジノをプレイしていたユーザーたちも書類送検され、その後単純賭博罪により、略式起訴の罰金刑で10万円から20万円を科されました。
しかし、中にはこの判断を不服とし、裁判で抗った結果不起訴、すなわち無罪を勝ち取ったプレイヤーも存在します。
裁判所は、オンラインカジノをプレイすることは「日本の法律では違法にならない」と判断したのです。
では、なぜNetBanQの運営者は逮捕されてしまったのか?
それには今回の事件に、「国内でオンラインカジノに直接抵触する決済サービス(NetBanQ)を運営し、賭博行為を幇助した」という背景があったためです。
通常、オンラインカジノで採用されている決済サービスは海外のものばかり、当然適用されるルールは海外のものであるため、そこに違法性はありません。
しかし、NetBanQの運営者は国内で、NetBanQを通してオンラインカジノの決済を手伝たったため、警察に目を付けられました。
この件は明らかに異例の事例であり、また国内の賭博罪を適用するには胴元であるカジノ側とプレイヤー側の両方が「違法性がある」と立証しなければならず、これは非常に困難であるため、このことからも、ユーザーが普通にオンラインカジノで遊ぶ分には全く問題はないと考えられます。
〇スマートライブ事件
『スマートライブ事件』とは、2016年3月、オンラインカジノを利用していた日本人ユーザー3名が「国内でカジノに興じていたと」いうことで賭博罪に問われ、逮捕された事件です。
ブログやSNSサイトの情報をもとに、警察は逮捕された3人がスマートライブカジノでプレイしていることを把握し、自らスマートライブカジノのアカウントを作成して同じライブブラックジャックテーブルへ潜入したことで明るみに出ました。
これだけ見ると、「やはりオンラインカジノは危険だ」と捉えてしまうかもしれません。
しかし、事件の概要から鑑みると、このスマートライブ事件は特殊な事例であることがわかります。
まず今回の事例ですが、ことの発端はスマートライブカジノのブラックジャックテーブルで起きました。
このテーブルは日本人のディーラーがゲームを進行しており、日本時間の夕方から深夜にかけて(日本のサラリーマンがプレイしやすい時間帯)テーブルが開かれていました。
また、ユーザー同士やユーザーとディーラーでもチャットで会話を行うことが可能という状況だったのです。
このことから、警察は「オンラインカジノの運営が国内にある」と判断しました。
オンラインカジノの運営が国内にあれば、当然ながら日本の法律が適用されます。
本来、オンラインカジノは外人のディーラーがゲームを進行します。
そして、オンラインカジノのサーバーは海外に置かれているのが通常であるため、適用されるのは保有するギャンブルライセンスを発行している国の法律です。
よって、このスマートライブ事件は、特定の条件がたまたま重なって起こってしまった珍しい事例であることがわかります。
ちなみに、逮捕された3人のうち2人は「単純賭博罪」として略式起訴を受け入れ、罰金を支払いました。
しかし、一人は逮捕に納得がいかず、弁護士をつけて徹底抗戦の末「不起訴(無罪)」を勝ち勝ち取ったのです。
NetBanQの件と同様、やはりオンラインカジノをプレイしたというだけでは罪を立証することは難しいのです。
恐らく、略式起訴を受け入れた2人も、無罪を主張していれば不起訴となった公算は高いでしょう。
より安全にオンラインカジノを楽しむためのコツ
基本的に、オンラインカジノで遊ぶのは法律的にも問題ないと考えられます。
しかし上記事例のように、警察が「日本での賭博と判断できる」と捉えた場合は、逮捕に踏み切られてしまう可能性も100%は否定できません。
そこで、オンラインカジノで遊ぶ場合は以下のような点に注意することを推奨します。
〇日本人専用テーブルで遊ばない
〇SNSやブログなどで、オンラインカジノで遊んでいることを公言しない
〇ホームページでオンラインカジノの所在地を確認する
オンラインカジノを選ぶポイント
今では、何百というオンラインカジノが日本市場に進出しています。
ベテランユーザーならまだしも、初心者の方がその中から優良オンラインカジノを選定するのは中々難易度が高いです。
そこでここでは、オンラインカジノを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
【オンラインカジノを選ぶポイント】
日本語に対応しているか?
今では、オンラインカジノの多くは日本語に対応しています。
しかし、いまだに中には日本語非対応のカジノも存在し、また日本語対応となっていても、明らかに不自然な日本語を並べてあるようなサイトもあります。
よって、まずはサイトを一瞥し、しっかりと日本語に対応しているかを見極めましょう。
ギャンブルライセンスを保有しているか?
通常オンラインカジノは、インターネットのサーバーを置いている国が発行する運営許可証(ギャンブルライセンス)を取得し、法に則った上でサイトを運営しています。
ただし、稀にギャンブルライセンスを保有していないオンラインカジノも存在します。
当然ながら、そのようなサイトは非常にリスクが高く、遊ぶことは絶対におすすめしません。
各サイトにアクセスすればどのライセンスを保有しているか見ることができるため、登録する前に必ず確認しましょう。
また、ライセンスにも取得難易度があり、それに比例して信頼性が低いものと高いものがあります。
特に、EU各国のライセンスは取得が困難とされているため、より安全面を重視したいならば、以下のようなライセンスを取得しているオンラインカジノを選定してみましょう。
〇イギリス(UK)
〇ジブラルタル(イギリス領)
〇マン島
〇マルタ共和国(イギリス連邦加盟国)
〇オルダニー島
〇キュラソー島(オランダ領)
〇アイスランド
サポートが充実している
サポートが充実しているかも、オンラインカジノを選ぶ上で重要なポイントとなります。
通常、オンラインカジノにはテクニカルサポートが設けられているのですが、その質もそれぞれのサイトで異なってきます。
「日本語に対応しているか」「サポートの受付時間は長いか」「問い合わせ手段は豊富にあるか(メールやライブチャット、電話、SNS)」などといった点に注目してみましょう。
オンラインカジノで遊ぶ上でサポートは必要な存在であるため、最低でも日本語対応で、且つライブチャットに対応しているオンラインカジノをピックアップしたいところです。
質のいいプロモーションを提供している
通常オンラインカジノは、ボーナスやフリースピンなどを獲得できる様々なタイプのプロモーションを提供しています。
より質のいいプロモーションを獲得できれば、その分ジャックポット当選のチャンスを増やすことが可能となるのです。
しかし、付与されるボーナスやフリースピンにはほとんどの確率で「出金条件」が付随されているため、その点も加味しなくてはいけません。
出金条件とはたとえば、ボーナスに「20倍」の出金条件が付いていた場合、受け取ったボーナス額+入金額の20倍の金額をカジノゲームで遊ぶまでは、仮に勝利金を得たとしてもお金を引き出せないという仕組みです。
ボーナス額などだけに注目するのではなく、出金条件とのバランスもしっかりとチェックしましょう。
入出金方法が豊富にある
オンラインカジノで遊ぶ上で入出金は必要不可欠であり、そして、入出金方法が豊富に導入されているオンラインカジノほど、ストレスなくカジノゲームを楽しむことが可能です。
どの決済手段があるかはサイトによって異なります。
また、多ければ多いほど望ましいですが、最低でも以下のような主要の入出金方法を採用しているオンラインカジノを選ぶことを推奨します。
〇クレジットカード(VISA/Master/JCB)
〇ecoPayz
〇Venus Point
入出金スピードが早い
入出金スピードも、各オンラインカジノによってまちまちです。
たとえば、業界最速ともいわれる「ワンダーカジノ」では、入金は即、出金も最速30秒で反映されますが、場合によっては一日経っても出金が反映されないサイトも存在します。
特に、出金は実際に口座に着金されるまでの時間が中々やきもきするため、できるだけ出金スピードが早いカジノが好ましいです。
また、稀に中には過去に出金拒否などのトラブル起こしているカジノも存在しているため、そのようなサイトは絶対に利用しないようにしましょう。
オンラインカジノで遊べるカジノゲーム
オンラインカジノでは、以下のようなカジノゲームで遊ぶことが可能となっています。
【オンラインカジノで遊べるカジノゲーム】
ビデオスロット
『ビデオスロット』は、オンラインカジノのメインとなるゲームです。
ベットを押すことでリールが回転、その後は揃った図柄に応じで配当が払い戻されます。
ここでいうスロットとは、日本のパチスロとはゲーム性も操作も大きく異なるため注意が必要です。
オンラインカジノのスロットは種類が非常に豊富にあり、「1,000種類以上」の機種を揃えているサイトも珍しくありません。
また、高額配当の図柄揃いだけでなく、無料で一定数リールが回転するフリースピンや、ミニゲームなど、ジャックポットのチャンスが多く存在するのも特徴的です。
スロットは数千万円、億という勝利金を手にできる可能性を秘めているカジノゲームであり、年々グラフィックやサウンド、ゲーム性などあらゆる面で進化を遂げています。
ライブカジノ
『ライブカジノ』とはその名の通り、リアルタイムでネットを介してディーラーと対戦することが可能なカジノゲームです。
また、ライブカジノで遊べるゲームも以下のように豊富に取り揃えられています。
〇バカラ
〇ブラックジャック
〇ポーカー
〇レッドドッグ
〇ドラゴンタイガー
〇ハイ&ロー
〇カジノウォー
〇ルーレット
〇キノ
〇マネーホイール
など
まるで本場のカジノでプレイしているような体験ができるライブカジノは、リアリティを求めるユーザーにおすすめのカジノコンテンツとなっています。
宝くじゲーム
オンラインカジノには『宝くじゲーム』も存在します。たとえば、「キノ」や「ロト」「スクラッチ」などです。
それぞれには、以下のような特徴があります。
〇キノ
キノとは、イメージではビンゴゲームに近い宝くじゲームです。
まずは賭け金を決め、その後1~80までの範囲に設定されている数字の中から1~10個の数字をユーザーが選びます。
その後抽選が行われ、一致した数字の個数で配当が支払われるというゲーム性です。
選択する数字が多ければその分一致する確率はアップしますが、一定数以上の一致がなければ当選金は支払われません。
逆に、選択する数字が少ないと一致数が少なくても当選金がもらえますが、一致率は低くなるため高額配当を得るのは中々難しいです。
勝率を取るか、配当の大きさを取るかの決断が重要となります。
〇ロト
ロトは、日本のロトくじとほぼ同様のルールです。
決められた数字の中から6~7つの数字を選び、その後、抽選された数字と同じ数字をいくつ選択できたかで当選が決定します。
ルールがシンプルで誰でも気軽に購入することが可能であり、また場合によっては億以上の配当も期待することができます。
〇スクラッチ
スクラッチは、その名の通り9マスのスクラッチを削り、その際に揃った図柄に応じて配当が払い戻される宝くじゲームです。
難しい操作は不要で、またベット額も、100円以下から50,000円以上まで幅広く設定することができます。
機種によっては、数千倍という高額配当を狙うことも可能です。
まとめ
オンラインカジノのユーザー数は、世界中で4,000万人にものぼるといわれています。
また、日本で人気のベラジョンカジノには月間で「4,500万人」も訪問者が存在しており、既に多数の日本人ユーザーがカジノゲームを楽しんでいるのです。
新型コロナウイルスの影響もあり、巣ごもり状態で時間を持て余している方も少なくありません。
そのような方は、この機会にオンラインカジノで遊んでみることを検討してみてはいかがでしょうか?
コメント